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女王アーメイ（張惠妹）が来年春日本で主演するミュージカル《トゥーランドット》衣装を独占公開する。先日わざわざ砂漠で予告映像を撮影したが、日本円で一千万以上する中国風の服を着て一時間以上も風に吹かれたけれど、映ったフィルムは目が真っ赤に腫れ、鼻水が垂れていた。予告編での彼女の名前は一番最初に位置し、華人天后に対する日本側の重視は明らかだ。
《トゥーランドット》公式サイトでは最新予告編とキャストの名前が発表されているが、数秒の細切れにカットされた予告編では誰の顔も確認できない。砂漠に佇む人影にアーメイファンは長い時間誰であるかを当てようとした。ちょうどアーメイワールドツアーニューヨーク公演に付き添っているマネージャーの陳鎮川は、その人影がアーメイであると証言した。これはアーメイにとって初めて日本で演じるミュージカルで、来年3月27日から4月27日は東京公演を控えており、12月5日には日本で記者会見に参加する。

アーメイは8日にシンガポールコンサートを終え、すぐさま気温30度のシンガポールからまっすぐ気温0度の砂漠へ向かった。気候変化の辛さは言うまでもないが、幸いなことに日本側が派遣した30人のスタッフは仕事熱心で、全ての順作業が済んでからアーメイは1時間ほどでてくるだけですんだ。しかしその時間日差しは決して弱くはなく、逆光さらに砂ぼこりでアーメイの眼は真っ赤になり鼻水も流れだした。しかし付き人もメイクさんも砂丘に足跡を付けることができないので近づくことができなかった。

アーメイの冠はつけていればいるほど歪み、彼女は自嘲気味に「トゥーランドットは年取ったわ。髪型も酷くなってきてない？」と言った。彼女の衣装は和服の製法で作られ、純銀線が織り込まれており、冠と布靴の靴底は打ち出しの純銀で作られている。

日本側は7種類の高さが違う銀の靴を作り、アーメイは6インチ（約15cm）の高さを選んだが、7インチ（約18cm）を選ばなかった理由は男性出演者より背が高くなってしまうことを心配したからだ。

《トゥーランドット》公式サイトには「アーメイ」の日本語表記に「張惠妹」と加えられ、キャストのトップに名前があり、彼女を「アジアの歌姫」「台湾の誇り」と讃えている。《トゥーランドット》は5月2日から9日は大阪、13日から22日は名古屋と各地を回る。