アーメイの夢 原住民コンサートはお流れか?

原住民の子供たちを支援するチャリティコンサートは今年実現できないかもしれません。

阿妹原住民演唱會 瀕流產 06/08/08 蘋果日報写真あり
アーメイ(張惠妹)が10月に開催を予定していた「原住民演唱會」は場所が決まらず「お流れ」となりそうだ。このコンサートのプロデューサーを務める陳鎮川は、時間・場所・主催を決めることができず、彼はすでにアーメイのマネージャーに「他の有能な方にお頼み下さい」とリタイア宣言している。これは台北アリーナ(台北巨蛋)のスケジュールが押さえられないのが鍵となっているようだ。
「原住民演唱會」はアーメイの夢だ。今年彼女がCMキャラクターを務めた光泉冷泡茶の売り上げが好調で、光泉の社長は彼女の夢を叶えるべく喜んで賛助を申し出た。彼女はすぐさまパワー・ステーション(動力火車)、ビユン(Biung/王宏恩)などに声を掛けチケットで得た収益は原住民の子供たちを支援する活動に回す予定だった。
もともと10月に新荘体育館(新莊體育館/7000人収容)で開催するべく話し合っていたが、ある人が10月に台北アリーナに空きがあると告げたため、彼女は新莊體育館をキャンセルした。しかしスケジュールをよく見てみると台北アリーナに空きがあるのは早くても11月11日で、それでは12月に公演予定のミュージカルと時期が近すぎる。もう一度新莊體育館を押さえようとしたが、すでに別のスケジュールが入っていた。このままではコンサートはお流れになる可能性が高く、予定の時期に良い会場を探し出すことができてやっと起死回生となるだろう。
むむむむむ。。。当初は「12月にミュージカルがあるので9月か10月」という話だったのですが、5日に行われた誕生パーティーでは「11月頃」と発言していたそうです。
「それってミュージカルと近すぎない?!」と思っていたのですが、会場選びが難航していたんですね。

新莊體育館は7000人収容で郊外(新莊市)にあり、台北アリーナは1万5000人収容で台北市内にあるということから、少しでもたくさんの人に見てもらえる、集まってもらえる台北アリーナの方が良かったんでしょうね。
しかしこのスケジュールはタイトすぎる。。。

実はこの原住民演唱会は去年からずっとアーメイがやりたがっていたことで、去年の年末も「なんとか旧正月までに」とか言ってたみたいです。
海外にいる我々にはなかなか見えてきませんが、原住民児童の中には経済的事情で就学が困難となってる子供たちがいて、彼らに手をさしのべることは原住民の未来の為に重要なことだと思います。

もちろんこういったことは一人の歌手だけが成し遂げられることではありませんので、多くの方たちの協力を仰ぎ、長いスパンで続けていくことができればいいなと願っています。
私たちにできることはアーメイをきっかけに知った台湾原住民という存在に関心を持って、自分のできる範囲で協力できることがあれば協力していく、ということではないかと思います。
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